■労働保険
労働保険ってなんだろう?
労働保険は、労災保険と雇用保険を総称した言葉であり、保険給付は両保険で別個に行われておりますが、労働保険料の徴収等については、両保険は労働保険として、原則的に一体のものとして取り扱われています。労働保険は、労働者を1人でも雇っていれば、その事業主は加入手続きを行い、労働保険料を納付しなればならない事になっています。
労働者が業務上の事由または通勤途上において負傷、病気あるいは死亡された場合に、被災労働者や遺族を保護するために必要な保険給付を行うものです。また、被災労働者の社会復帰の促進など、労働者の福祉の増進を図る事業も行っています。
労働者が失業した場合や雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に、労働者の生活や雇用の安定を図るとともに(失業給付)、再就職を促進するため必要な給付を行うものです。また事業主に対しては、失業の予防や雇用機会の増大、労働者の能力の開発・向上を図るため各種助成金制度等があります。
雇用保険の適用事業所
●1週間の所定労働時間が20時間以上の労働者
●1か月以上される予定の労働者
※上記の双方に該当する労働者を雇用している事業所は、雇用保険への加入が義務付けられます。
労働保険事務組合への加入をおすすめします!
商工会では、労働保険事務組合の認可を受けているため、労働保険の事務委託を行う事ができます。労働保険の手続きが煩わしい方、人手不足などで事務処理に困っている方は労働保険の事務委託をお勧めします。
【事務委託した場合の3つのメリット】
事務組合が一括して事務処理をするので、事業主の方々の事務処理の負担が格段に軽減されます。
事業主及び家族従業員、役員等も事務組合に委託することにより労災保険に加入することができます。
労働保険料の金額に関わらず年3回に分割納付できます。事務組合に委託していない場合は、一定金額を超えないと分割納付する事ができません。
【事務委託するには】
富久山町商工会会員であることと、委託手数料が必要になります。
委託手数料:確定保険料の4%(最低5,000円)
【労務に関するサイト】
●厚生労働省 ●ハローワーク ●独立行政法人 雇用・能力開発機構 ●財団法人 労災保険情報センター
■各種共済
安心・有利な各種共済をご用意しています
商工会窓口で取り扱い、または取り次ぎいたしますのでご相談ください。
■全国商工会会員福祉共済制度 | 会員・従業員等の福祉厚生プラン |
■商工貯蓄共済制度 | 貯蓄・融資・保障・医療の4つの充実 |
■中小企業退職金共済制度 | 国がサポートする中小企業の従業員退職金制度 |
■特定退職金共済制度 | 商工会会員企業のための従業員退職金制度 |
■中小企業退職金共済制度 | 事業主のための退職金制度 |
■経営セーフティネット共済 | 取引先のもしもの時に備えて |
■全国商工会経営者休業補償制度 | けが、病気等による休業の所得補償 |
■商工会の業務災害保険制度 | 企業向け賠償保障と従業員の労災補償をセット |
■中小企業PL保険制度 | 割安保険料で製造物責任対策は万全 |
■火災共済・自動車共済制度 | もしもの火災や交通事故に備えて |
■商工会ビジネス総合保険 | 事業活動における様々な損害を補償 |